(毎日新聞)

「2回目となる世界障害者サミットを6月にブエノスアイレスなどで開催するんです」。南米アルゼンチンのガブリエラ・ミケティ副大統領(53)が誇らしそうに語った。

 1994年に自動車事故で足が不自由になって以来、車椅子で生活する。国会議員などを経て、2015年に副大統領に就任した。「障害者問題が常に世界的なテーマになり論議されていることは素晴らしいことです。でも、政府としての取り組みが不十分な国もまだあります」と指摘する。アルゼンチン政府は地方自治体と協力しながら、省庁が連携して障害者政策を推進しているという。

 3月に東京で開催された国際女性会議に出席するために来日。「障害者の女性は、二重の意味で社会的弱者となる場合があります。しかし、それに立ち向かう力が女性にはあると思うんです」

 6月の世界障害者サミットは3日間。「サミットを機に市民社会と行政が一体となった障害者政策のムーブメントを中南米に広げたい」【庭田学】

投稿者 荒尾保一