(ロイター)

[ブエノスアイレス 29日 ロイター] – 10月のアルゼンチン大統領選で野党の有力候補となっているアルベルト・フェルナンデス元首相は、中銀短期証券の金利引き下げが望ましいとの立場を示した。

フェルナンデス氏は現地ニュースサイト「El Destape」で28日夜に配信されたインタビューで、7日物中銀証券の保有者に支払われている資金は高インフレの打撃を受けている労働者や退職者への手当てに回した方が有益であるとの見方を示し、現行金利での利払いをやめると言明。「マクリ大統領はアルゼンチン経済を消滅させた。われわれは労働者や退職者の懐を温めることで、経済を再生する必要がある」と述べた。

7日物中銀証券の平均金利は26日時点で59.587%だった。

フェルナンデス氏は、通貨ペソの一段の下落を望む立場も示唆した。ペソは今年すでに対ドルで14%超下落しているが、ペソ安が進めば製造業部門の輸出を支え、雇用創出につながる可能性がある。

投稿者 荒尾保一