(ブルーンバーグ)

100年債が今ブームだ。投資家は今年、アルゼンチンとメキシコ、ブラジル石油公社の100年債で平均19%のリターンを得た。これは新興市場債券指数の2倍近くに上る。

世界の中央銀行によるハト派志向で債券利回りが全般的に低下、JPモルガン・アセット・マネジメントやピクテ・アセット・マネジメントなどは長期の債券を選好している。また、100年債はデュレーションが長いため、金利低下時にアウトパフォームする可能性が高い。

ピクテのシニア投資マネジャー、グイド・チャモロ氏は「ある程度のスプレッドのある債券には投資家が殺到している。償還までの期間は長ければ長いほどいい」と述べた。同氏はメキシコの100年債をオーバーウエートにしている。

JPモルガン・アセットのマネーマネジャー、ゾルト・パップ氏は、長期の債券は今月に想定されている米利下げと、欧州中央銀行(ECB)による金融緩和措置の恩恵を受けるだろうと述べた。「米金融当局は緩和的な姿勢を続ける公算が大きい。新興市場と100年債にとって追い風だ」と語った。

Mexico's 100-year bonds are outpacing returns in other notes
Century bond yields less than notes coming due in nine years

原題:Century Bonds Having a Moment as JPMorgan, Pictet Load Up (1)(抜粋)

投稿者 荒尾保一